ヨーコとヒロシの日食観測

トルコ皆既日食 (1999年 8月11日)


初めてトルコを訪問、シワスの近くで観望し、快晴の空の下、極大型のコロナを堪能できました。これで皆既日食は4戦全勝で晴れました。ヨーコの運の強さのお陰?

観測地の丘から下の方に他の日本の観測隊の一行が見えていましたが、天文ガイドのJTBのツアーだったようで、バスが4〜5台停まっているのが見えました。もしかしたらハンターS田さんも近くにいたのかも知れません。うちのツアーは総勢14人の小さなツアーで日食が始めての人が大半でトルコ旅行が目的の人ばかり、1名だけ赤道儀持参の本格派がいました。

日食の当日はカッパドキアから片道6時間を掛けての日帰りのバスツアーでしたので大変疲れました。朝3時半に起きて夜10時に帰って来ました。前日10日の夜はカッパドキアでペルセ群を観望しましたが、5〜6個見たのみ。日食の夜には数10個流れたそうですが、二人とも疲れて見ずじまいです。

いつもS田さんの素晴らしいコロナの写真を見ると、双眼鏡で見たイメージよりもよく写っているのに感心します。


第2接触のダイアモンドリング

第2接触のフラッシュスペクトル

皆既中のコロナ

皆既中のコロナのスペクトル

第3接触のダイアモンドリング

第3接触のフラッシュスペクトル
撮影データ
 フィルム   アグファ HDC400plus
(36枚撮り5本で1250円の特価品)
 レンズ   400mm F46
 露出   オートなので不明
 撮影者   ヨーコ(シャッター押しただけ)

コロナはヒロシのミスで絞ったままだったので、スローシャッターになったために失敗作です。2つのダイヤモンドリングの時間間隔は2分16秒もあるので、結構、中心帯のほぼ真ん中にいたのかなと思います。観測地はシバスの街より 40kmぐらい東だろうと思います。